豊な史

文亨進師を文鮮明師の正式な正当な後継者とするサンクチュアリ(世界平和統一聖殿)の一員として日々感じたことを著して、問題提起をしたいと思います。

永田さんの本「銃と平和」ができました。

 皆様既にご存知かと思いますが、永田さんの本が出版されました。「銃と平和」です。やっと読み切りました。内容はとても素晴らしいものだと私は思います。
 永田さんの文章はとてもわかりやすく日本人の心象にとってピタッとはまる絶妙な展開をしています。
 これを他の人が修正することはよくよくご本人の込められた意向や思いを充分汲み取りながらでなければかえって全体の文脈や質を損ねてしまうのではないかと思います。
 もし多くの人の共感や支持を得ようとするならば良い編集者の細やかな助言が必要とされる所以です。
 その作家の資質を引き出す優秀な編集者は文章の出来栄えや完成度を左右することはあることです。
 私の個人的なアマチュアの感想ですが、少し気になることもあります。二代王様(文中ではパスタームーンとなっています。)
の“Rod of ion kingdom''
(鉄の杖王国)の要約(ダイジェスト)が後半に全体の約3分の1を占めています。
 訳語のせいか意味がどりにくかったり、文体が永田さんの文章とは違ってどうしても分かりやすくならないところもありました。
 これはこれで充分な説明や解説をしていただいて別仕立ての一冊にしていただけたらなと感じた次第です。
 途中までは伝道にも使えそうだととても日本人向けに書かれていると実感したのですが、アメリカ人を相手に想定して英語で書かれたものを日本人向けに書くにはそれはそれで別の技術が絡んできます。
 ですから一緒にしないで初級編、中級編と分けていただいていたたらなという感想です。
 それにしてもつくづくこんな内容のあるわかりやすい文章の書ける語り手を失ったことに唖然とする思いです。
 もっともっと活躍して欲しい方だったし、もっともっと互いに刺激し合い高め合いたい相手でした。
 研究者としてもそして実践者としても本当に優秀な方々でした。
 サンクチュアリでその才能を花開いていただけたらなと日本人にとっても惜しい人材でした。
 私は研究者のタイプではなく、そういう腰の据え方は難しいのですが、私の中のとても大切な部分を失った気持ちです。
 彼の本もそうですし、神様が与えた彼という人材を失い、その分を取り戻すことの難しさを思います。
 それでも気を取り直してなんとか埋めていく努力が必要だなと気合を絞り出す感じです。
 鉄の杖とはもちろん銃のことですが、日本人の銃アレルギーは軍事力アレルギーは全く意味がなく、現実的に悪者から我が身と家族、さらには地域、や国を守り、世界平和の鍵を握ることがなだらかに説明されています。
 読む人のことをよく考えて書かれた文章は心にすとんと落ちる優しさに溢れた味あいが感じさせてくれます。
 頒価は五百円だそうです。もし欲しい方がおられましたら発行者の永田夫人にお頼みになられるかこのブログにコメントなどしてください。送料は必要かと思います。
 私は永田さんの遺志を継ぎながら、さらに神様の摂理が前に進むことを深く願います。